2019.02.12更新

イトリゾールのジェネリックとは

イトリゾールはカビといった仲間である真菌の感染症に対して効果を発揮する抗真菌薬で、イトラコナゾールを主成分にした飲み薬となります。
幅広い抗菌スペクトルを持つトリアゾール系に属し、主に水虫、カンジダ、アスペルギルスの治療に用いられています。
内服タイプの抗真菌薬の中では比較的副作用が少なく、独特の服用方法であるパルス療法が行えることから、採用している病院も少なくありません。

イトリゾールはすでに特許期間が切れているため、先発医薬品として販売されると同時に、同成分を使用したジェネリック医薬品も多く販売されています。
ジェネリック医薬品とは特許期間が満了した医薬品に適用され、厚生労働省の承認を得て製造、販売がされる薬のことです。
先発医薬品に比べて開発費が大きく削減され、製造コストも抑えることで大幅なコストダウンが行われます。
使用する成分は同じものなので、効果は同程度が期待でき、薬代だけを安くすることができるという制度です。
治療のための薬代が安くなるので、消費者にとってはとても良いことなのですが、ジェネリック医薬品だからといって全てが良い結果を生むとは言えません。

イトリゾールはカプセルに配合された成分に特殊な加工法を使用しています。
吸収率を高めるようになっているのですが、一部のジェネリック医薬品では7分の1しか吸収できていないものもあるようです。
これだけ吸収できなければ十分な効果が発揮できず、治療に使用することさえできないものも存在します。
ジェネリック医薬品は先発医薬品の欠点を改良することもできるため、全ての医薬品が悪いというわけではありません。

主なジェネリック医薬品として、イトラコンカプセル50、イコナゾンカプセル50、
イデノラートカプセル50mg、イトラートカプセル50、イトラコネート錠50mg、トラコナ錠50mg、イトラコナゾール錠50「MEEK」などが、国内の製薬メーカで製造されています。
また、個人輸入代行業者などは、イトラコナゾール、テルビナフィン及びスパゾルなどと言った名称の薬を販売しています。