2019.06.12更新

感染となるものを他人と共有しないことで水虫を防ぐ

水虫は白癬症とも呼ばれる真菌感染症の一つであり、古くには不治の病とされていました。
現在では有効性の高い治療薬が開発されたことによって治療可能となっています。
しかし、それを達成するには長い期間が必要であり、治療をやめるタイミングを見誤ってしまうと再発するリスクがあります。
従って、予防に対する意識や取り組みの重要性を認識しておく事が肝要です。

白癬菌に対する感染症である水虫は、その感染経路を断つことによって予防することが可能です。
水虫は足から足へと接触感染するというのが基本です。
また、最も多いのは感染者の足の皮膚や角質に存在している白癬菌が、その剥がれ落ちた皮膚や角質から感染するケースです。
そのため、裸足で使用するものを患者と共有しないという事は重要な考え方です。
その様な使われ方をするものに常に気を払うことが、予防において最も有効な手段です。

スリッパや足拭きマットは、共有される可能性のある典型的なものです。
この様なものを他人と共有しない事で水虫に感染する事を防止できます。
共同施設のスリッパ等は頻繁に共有されるものです。
それらを裸足で履いてしまうと大きな感染リスクを負うことになるでしょう。
また、浴場やプールなどを利用すると足拭きマットが置いてあることがよくあります。
これは多くの人が利用したものであり、その中には水虫の感染者もいる事でしょう。
それに加えて白癬菌が生育するための栄養となる角質などが、多くの人の足から供給されている場所であるため、不衛生な状況が続いています。
大量の白癬菌がはびこっている可能性も否めません。
その様な点に注意を払い、感染源の共有を避けることは、水虫の大きな予防効果となるでしょう。

万一、感染した際は継続的な薬による治療が必要です。
水虫は薬を塗り始めて1週間ほどでかゆみや痛みは治まります。
そして、皮がめくれてしまった方なども薬を塗り続けることで見た目が改善できたように思えてきます。

しかし、目で見える範囲だけが治っただけであって本質的には何ら改善されていないのです。
薬を塗ることで治るのですが、少なくとも3カ月以上は継続しなければ完治しません。